「あおきてつお」って言う漫画家のなんか消し忘れのページが表示されてしまったらしく、それを読んだんだけど、相変わらずの偉い先生の説や受け入れられてもいない有名人の説をつまみ食いして自説を書いていて、意見を頂戴って書いてあったので、社会的影響力がある有名人が意見表明するには論証が足りなくて無責任だとメールを送ったら現在は新しくしたとの言い訳と意見に対するお礼が来た。
私が今まで書いた偉い人への感想に初めての返事でちょっとうれしかったけれど、残念なことに私とは相いれない説なのが残念、漫画で若い人にアピールしてくれることは感謝している。
前回まで若い人への入門編を書き続けたけれど、これから詳しく解説していこうかなと思います。
日本のフルイハナシすなわち古代史、ここからちょっと難しくなる、は偉い先生方の「邪馬台国」の認識から九州説と奈良説に分かれて、ただの地名論争が始まりなんだけど、それが今も続いているんだけど、原因が地名なんで証拠を出しても決定的な説にならないし、反対するのも同じ、それで済ませておけばよいものを、反対説を否定するのに証拠になった本や遺物が偽物と批判するものだからお互いが偽物同士で、泥仕合になってしまって現在に至っている。
すなわち、最大の被害者は古書や遺物で三国志は間違いだらけ、中国で発見された三角縁神獣鏡は古物商の偽証といわれのないレッテルを張られてしまって、もっと悲惨なのは古事記や日本書紀で8世紀にかいた三文小説扱いだ。
たかだか、天皇家が最初から奈良にいらっしゃって、中国史書が日本のことを書いてあるのは天皇家のこと以外ありえないという非科学的な妄信が最大の間違いであったのだから、そろそろ無視すればよいのだけれど、なかなかそうは行かず、学閥のしがらみから抜け出ることができないよう。
それを、マスコミが無批判に垂れ流すため、有名人は思い付き、たくさんの説からおいしそうな所だけ摘まんできて面白おかしく膨らませるパターンで、ここでは、論争の原因は完全に忘れ去られて、邪馬台国が九州か奈良の理由探しではなく摘まんだ合う説に乗っかって是がこの人物の定説になってさらにわけのわからない説を積み上げていくわけだから、これは説なのではなくただの妄想になってしまった。
大本の、奈良説を正当化するために言い出した反対説の資料の偽作説が間違いで正しい、当然、否定された自説の補強資料も正しくて、奈良説や九州説が間違っていたことを認めなければ話が進まないのだ。
邪馬台国は筑後山門でも奈良の大和でもないと、そこに、古田説が出てきたけれど、この説もただのかっこ付けだったのだけどそれは次回に。
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