2023年4月14日金曜日

最終兵器の目  新『日本書紀』 神話と神武神話とチャットGPT

  神話と神武紀を終えて、私の新『日本書紀』が信頼できるか、今話題のチャットGPT論争した。  

 まず、『日本書紀』の偽書の証拠をチャットGPTに聞きた。すると、一部の研究者は、日本書紀が偽書である可能性があると主張した。偽書説の根拠の一つは、日本書紀の成立時期に関する問題だと答えた。日本書紀が成立したとされる7世紀後半から8世紀前半は、まだ漢字が普及していなかった。だから、文字文化が未発達であったため、日本書紀のような大規模な書物が成立することが難しいとされ

しかし、古事記も日本書紀もほとんどが表意文字で、意味と漢字が対応できない歌などは表音文字を使用した。漢字なくても、言葉・伝承を表音でし、解る部分だけ表意文字にして、読みやすく出来る訓を使うと言う事は、その文字を理解している証拠である。

 また、日本書紀に記された内容にも疑問が投げかけられてい日本書紀には、日本の神話や歴史、王朝の系譜などが記されているが、これらの内容は神話的であったり、史実と矛盾する部分があると指摘されてい。さらに、日本書紀が政治的な意図で書かれたという説もあ。例えば、日本書紀には、天皇家の祖先や功績が多く記されており、天皇家の正統性を主張するために作られたものではないかとの指摘があ

そこで、何の知識もない状態で、建国の神話を書けるかをチャットGPT聞いてみた。すると、建国の神話を生成するためには、歴史や文化的な背景についての深い知識が必要まず、建国の神話を生成するためには、その国の歴史と文化について十分に研究する必要があ。これには、その国の起源や伝統、言語、宗教、芸術、建築、文学、音楽などについての知識を含。また、その国の現在の政治や社会構造、経済的な状況についても理解する必要があ。次に、研究した情報を基に、建国の神話を構築するためのアイデアを出すことが必要。建国の神話には、神話的な起源や英雄的な人物、伝説的な出来事や象徴的な物語などが含まれ。これらのアイデアを研究した情報を基に創造し、連続性や論理性を保つように調整することが必要。最後に、創造した神話を周囲の人々に伝える方法を考える必要があ。これには、口承や書物、芸術作品、祝祭、記念物などが含まれ。その国の文化的な伝統や文化的な影響に基づいた方法で神話を伝え、伝承することが重要すなわち、建国の神話を生成するためには、多くの知識と研究能力が必要と答えた

すなわち、神話を創るには、具体的な伝統や史実があって、それを基に創られる。無いと言う事は、その言葉も存在しないことになる。とある事実が無ければ神話は出来ない。そして、それを伝える方法が必要で、文字や共通する言葉が必要になる。従って、神話だから、作り話で信頼できないなどと、結論できないことを、自ら認めて、日本書紀の偽作説を自ら否定している。

言い訳は、「事実から出来上がった神話でも、事実であるという証拠が存在しないことがある。また、歴史や文化は時間とともに変化するため、ある時期の事実が、別の時期には異なるチャットGPT述べた

しかし、私は、日本書紀の朔の日干支は正しいことを証明し、正しい日干支の部分は事実と証明した。そこで、8世紀に、グレゴリー歴がなく、閏年に誤差があるのに、正確な冬至を求めたり、閏月の決定をした計算方法があったかを尋ねた。すると、 「グレゴリオ暦が採用される前は、暦法によって異なる計算方法が用いられており、地域や時代によって異なった。また、正確な観測装置がなかったため、誤差が生じた。」と答えた。すなわち、正確な計算結果は無かったのである。しかし、日本書紀や漢書などは、正確な朔の日干支の記録を残した。また、干支自体も、中国から入る以前からあった。「木の兄」や「ね」・「たつ」と中国語では理解できない言葉を使用している。日本人は日本語にない言葉は、そのまま外来語を使用している。すなわち、干支も日本語が元々あって、表意文字で「木の兄のとら」に甲寅(こういん)を使った。

そして、チャットGPTに私の反論を交えて、再度質問しても、同じような回答を言い換えて、繰り返すだけだった。いつ、私の反論をチャットGPTは論破してくれるのだろうか。偽書はどんなに言い繕って、一部は正しいと言っても、信頼できない。正しい伝承の記録なら、中には挿入間違いはある。実際に発生した時間と、纏めた時間が違うのだから、当然である。

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