2017年9月13日水曜日

最終兵器の日本古代史 神話

 日本は「イザナ」が船で隠岐の島の島後のコロ島こと淡島に定住したことから始まり「ヤ」神が黒曜石によって日本を支配したけ。また、各地の有力者の大物主・事代主・道主・建御名方などが分割統治するようになりその中の事代主の分家の大己貴が淡島さらに出雲を支配した。すなわち、素戔嗚の話ではなく、大己貴が事代主や大物主を支配した話で3000年以上前で周とも交流した。
大己貴の子孫の大国主という官位を持つ時代には八岐の大蛇(八国の大地域のオロチ)の本拠の越から宗像までを統治した。オロチは十握の剣を簡単に折る銅剣を持ち、この銅鐸の国は「東鯷国」と呼ばれて20余国(出雲国・无耶志国・上菟上国・下菟上国・伊自牟国・津島県・遠江国・凡川内国・茨木国・山代国・馬来田国・道尻岐閉国・高市県・ 筑紫三家宗像国・ 伊余国・科野国・道奥石城国・常道仲国・長狭国)を支配した。火国・大分国・阿蘇国・筑紫は事代主が周芳国・安芸は大物主が諏訪は建御名方が支配したと考えられる。
『漢書』 卷二十八下 地理志第八下 呉地条
會稽海外有東鯷人 分爲二十餘國 以歳時來獻見云
『古事記』 神代
乞度所纏右御美豆良之珠而、佐賀美迩迦美而、於吹棄気吹之狭霧所成神御名、天之菩卑能命。
乞度所纏御縵之珠而、佐賀美迩迦美而、於吹棄気吹之狭霧所成神御名、天津日子根命。
天菩比命之子建比良鳥命、此、出雲国造・无耶志国造・上菟上国造・下菟上国造・伊自牟国造・津島県直・遠江国造等之祖也。
天津日子根命者、凡川内国造・額田部湯坐連・茨木国造・倭田中直・山代国造・馬来田国造・道尻岐閉国造・周芳国造・倭淹知造・高市県主・蒲生稲寸・三枝部造等之祖也。
神八井耳命者、意富臣・小子部連・坂合部連・火君・大分君・阿蘇君・筑紫三家連・雀部臣・雀部造・小長谷造・都祁直・伊余国造・科野国造・道奥石城国造・常道仲国造・長狭国造・伊勢船木直・尾張丹波臣・島田臣等之祖也。

アカホヤ噴火でやってきた天照大神が隠岐の沖島の素戔嗚と対馬の月読とでまだ支配が決まっていない小島を拠点に河姆渡遺跡のある地域とも米などを交易して力をつけた。同じ天の付く壱岐の高皇産霊と同盟して大国主から天穂日が大国を更に東鯷国を奪い、また、事代主から紀元前270頃に天津彦彦火瓊瓊杵が伊蘇国を奪った。このころ、饒速日が奈良県北部の鳥見の白庭山に侵入して奈良県北部や三重県北部・大津近辺を勢力範囲にし、宇摩志麻治が神倭国を建国した。奈良南部は大物主が東鯷国から領域を奪いその配下に中臣氏の先祖の神倭伊波礼毘古がいて神倭国の配下になって東鯷国と対峙した。

『古事記』
八千矛神、将婚高志国之沼河比売・・・自出雲将上坐倭国而・・・、此大国主神、娶坐胸形奥津宮神、多紀理毘売命、生子、阿遅二字以音。鋤高日子根神・・・大国主神、亦、娶神屋楯比売命、生子、事代主神。
『先代旧事本紀』
天祖以天璽瑞寶十種授饒速日尊稟天神御祖詔乘天磐舩而天降坐於河內國河上哮峯則遷坐於大倭國鳥見白庭山天降之・・・宇摩志麻治命以天神御祖饒速日尊天璽瑞寶十種壹而奉獻於天孫大嘉特増寵異矣

大物主は最初に産んだ洲にもかかわらず淡路を数に入れていないとゆうことは、大物主の建国は3000年以上前に淡路島だった。だけれど、東鯷国に追い出されたために安芸に逃れて建国して中国と呼び、紀元前181頃に饒速日の侵略を知って奈良南部の三輪山近辺に侵入した。
 『日本書紀』
「以淡路洲爲胞 意所不快 故名之曰淡路洲 廼生大日本豐秋津洲」

これが、神話がかたる日本の超古代史と思われる。

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